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物語シアター

2007/04/16 12:55

 

2004年の4月に「モーストリー・クラシック」にDVDが付くようになって以来、
その中でナレーションを担当してくださっている、声優/俳優の堀井真吾さん。
しっかりとしていて品のある声で、ビシっと引き締めてくれています。

堀井さんは、フジテレビの朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」などでも
ナレーションを担当されているので、声を聞けばわかる人もいるのでは?
また、子供たちの間でブームになっているアニメ「甲虫王者ムシキング」の劇場版で
ムシキング」の声の吹き替えをされたそうです。

こういったテレビや映画のお仕事の傍ら、物語の朗読にも熱意を持って取り組んでおられます。

もともとは、高校の同級生であった北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さんの帰還にあたり、

友人として朗読劇を演じて喜んでもらったのがきっかけで始めたもの。
近頃、子供の情操教育の一環としての「読み聞かせ」が注目されていますが、
それを、しっかりとしたプロの朗読で子供たちに聞かせたい、という気持ちで
活動を続けていらっしゃいます。
先日は故郷である新潟県の小中学校に出かけ、
生徒たちの前で朗読を披露してこられたそうです。

そんな堀井さんが立ち上げた朗読劇の団体「物語シアター」。
しっかりと声の訓練を受け、経験を積んできたプロの声優・ナレーターが集まり、

大人の鑑賞にも堪えうるハイクオリティな朗読劇を上演する団体です。

登録メンバーには、産経新聞のCMでもナレーションをされている坪井章子さんや、

数々のバラエティやアニメ「ちびまる子ちゃん」のナレーションでおなじみの

キートン山田さんもいらっしゃいます。

その旗揚げ公演が、日曜日に行われました。

演目は、昔話的な「龍の子太郎」と、山本周五郎の「宗近新八郎」。

「龍の子太郎」は、物語があまりにも壮大だったため、

なかなか物語に浸りきることができませんでしたが、

それでも、どんどん役を入れ替えて演じていたみなさんの

「声の技術」には感嘆すべきものがありました。

「宗近」は、時代劇でありながら、「世間の噂と真実は別のところにある」という

現代にも通ずるテーマを持ち、とても深みのある物語。

こちらはより演劇的で、生身の人間の匂いがする台詞まわしが多く、

出演者それぞれが個性を発揮して、味のある語りの応酬、という感じでした。

クライマックスのシーンでは、殺陣を取り入れた動きのある舞台を展開。

日本舞踊の心得もある堀井さんの立ち回りが冴えます。

巨匠・山本周五郎の胸を打つ物語を、迫真の演技で演じきりました。

次回公演が楽しみなところですが、メンバーの皆さんは大変お忙しく、

なかなか集まることができない様子で、第2回は来年6月とのこと。

その時の演目は、浅田次郎の「地下鉄に乗って」と、太宰治の「走れメロス」。

楽しみに待つとしますか。

物語シアターのHPはこちら

http://www.monogatari-theater.com

カテゴリ: エンタメ  > ステージ    フォルダ: コンサート・リポート

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