今夜は月がキレイな夜ですね。
月のキレイな夜にはどんな音楽を聴いたらええんかな?
ベートーヴェンの「月光」や、ドビュッシーの「月の光」は月並みだしなぁ。
シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」をおススメしよう。
それってどんな曲なん?
ピエロに扮した歌手がね、「月は目で飲む白ワイン」って歌うんだよ。ステキな歌詞だよ。
えー。むっちゃオモロそう!ロマンチックや!
それがねぇ…。いわゆる現代音楽でして…。無調だよ。歌の音程は不安定で、オドロオドロしい感じだから、ワイン片手に聴いてる気分じゃないよ。
そんなん言われるとますます気になるわぁ。早く聴きたいなぁ。
とりあえず推薦盤は、ブーレーズがアンサンブル・アンテルコンタンポランを指揮したもの。ブーレーズはね、若い頃に著作「徒弟の覚え書き」でシェーンベルクの批判をしているよ。「リズムの欠乏」とか、「古くさい美学」だとか…。
へぇー。えらいボロクソに言うてはるんやなぁ。で、ボロクソに演奏したんかいな?
まったくそんなことないよ。このレコードの演奏は細部まで磨き抜かれた完璧な演奏だよ。
なんや、ほめ殺しかいな… (田)
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