ルツェルン音楽祭in東京が、10月11日マウリッツィオ・ポリー二の
ピアノリサイタルで開幕しました。
プログラムは、シェーンベルク、ベートーヴェン、リスト。
ベートーヴェン「熱情」とリスト「ピアノ・ソナタ ロ短調」以外の作品は、
一般的に耳馴染みのない曲。
それでも、全プログラムを通してポリーニ節といえる静かで情熱的な音色と
不安定さのない超絶技巧が満載で心から楽しめた内容でした。
驚いたのは、アンコール数!
ドビュッシーの前奏曲「沈める寺」、リストの「超絶技巧練習曲集」から、
ショパンの「革命」「ノクターン」「スケルツォ第3番」と盛りだくさん!
アンコールが進むにつれ、更に盛り上がりをみせた観客席を見ていると、
はじめからこれらの作品をメインプログラムに入れればいいのに・・・
と思った人は、私だけではないはず。だからといって、
リストの後期の作品やシェーンベルクをアンコールで演奏されても・・・。
弾きたい曲(聴かせたい曲)と聴きたい曲は必ずしも一致しないのですね。
客席が明るくなっても何度も拍手で舞台に呼ばれたポリーニ。
今度は、クラウディオ・アバドとの共演で私たちの前に姿を見せてくれます。
ルツェルン音楽祭in東京は、まだまだ楽しませてくれそうです。
(蘭)
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